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8月8日-10日の3日間にわたり、MIGIRI design office 三宅右記さんとの共同企画―【工藝合宿】第2回として、

奈良団扇専門店 池田含香堂さんの展示販売会&団扇づくりワークショップを開催しました。

2019年12月の奈良一刀彫に続いて2回目の本企画は、築100年の町屋を会場にした展示販売と

招待制ワークショップに、奈良町の体験を組み合わせたものです。

今回の題材として、夏にふさわしい奈良の伝統工芸品、奈良団扇を選ばせていただきました。

ワークショップのご指導は、若くして池田含香堂の6代目を務める池田匡志さんです 。

展示販売会は、普段は展覧会に出品されるような精巧なデザインを手に取って使ったり、

池田さんのお父様である5代目の作品を間近に見ることができる、大変貴重な機会になりました。

ワークショップには、大阪や、地元企業のデザイナーさん、他の工藝分野の職人さんが参加してくださいました。

特徴的な透かし彫りのデザインと、文字通り奈良団扇の機能性を支える骨への貼付けを実践します。

宿泊をしながら2日間参加いただいた方とは、 奈良ホテルさんのビアテラス、

東大寺観音院で特別営業をされているほうせき箱さんのかき氷など

こちらも夏ならではの奈良体験を楽しみました。

西村邸では、みなさまにお使いいただける備品として、引き続き奈良団扇を設置しています。

お泊りの際はもちろん、カフェやレンタルスペース利用の際も、気軽に手に取ってお試しください。

感染症の不安が広がる中でしたが、たくさんの方に関わっていただき無事開催できたことを、とても有難く思います。

開催時期は未定ですが、第3回の構想もじわじわと進めています。楽しみにお待ちください。